歯科の施術で発生する撤去冠や除去冠、クラスプなどの歯科金属スクラップ、キャスト屑と呼ばれる研磨粉・削り粉やバキューム粉などの歯科技工金属スクラップ、歯科用貴金属材料などの歯科金属類は、当サイト、シカキンで高価買取いたします。ただ、買取依頼するのがはじめての場合は、特に不安が大きいものですよね。そこで今回は、歯科金属の査定の概要や流れ、買取価格の決まり方などについてご紹介します。

査定可能な歯科金属の種類

実際、どのような歯科金属が買取できるか気になることでしょう。

シカキンでは、ゴールドクラウンや撤去冠をはじめ、クラスプなどの歯科金属スクラップ、研磨粉・削り粉やバキューム粉などの歯科技工金属スクラップ、歯科用貴金属材料、歯科用金属製品など、ほぼすべての歯科に関する金属の査定が可能です。

これらの歯科金属を査定する過程において、精製が必要なものは行い、その分析結果をもとに査定金額をご提示します。

歯科金属の買取査定の流れ

続いては、歯科金属の買取査定の流れを具体的に見ていきましょう。

歯科金属の買取のパターンは大きく分けて2種類あります。一つめは、検品・計測を行った後、すぐに分析・査定をして査定金額を出すというものです。

もう一つはそのままでは査定できず、検品・計測を行った後に、一度焼成して・溶解し、分析して精錬・精製する工程を経てから査定を行うものです。

この2種類の違いは、精錬・精製する工程があるかどうかです。それぞれのパターンの査定の流れを見ていきましょう。

A.精錬・精製が不要なパターン

歯科材料製品、歯科用貴金属材料などが対象となります。例えば、歯科鋳造用12％金銀パラジウム合金などのほか、歯科用金合金、白金加金、銀合金、歯科用パラジウム地金などの製品については精製が不要なケースがあります。

1.歯科金属の検品・計測
まず検品・計測を行います。

2.分析・査定
そのまま分析をして査定をし、どのくらいの買取価格になるのかを判定します。

3.価格提示（見積もり）
査定後に買取の見積もりをご提示します。

B.精錬・精製が必要なパターン

精錬や精製が必要なのは一般的に歯科スクラップ類です。歯科金属のスクラップと歯科技工金属スクラップがあります。

歯科金属のスクラップは、歯科の施術の工程で撤去したゴールドクラウンやゴールドインレー（金歯、金冠）、その他の撤去冠・除去冠、メタルルボンド冠、クラスプ、デンチャーなどの入れ歯類も含まれます。

歯科技工金属スクラップは、クラスプ、キャスト屑と呼ばれる研磨粉・削り粉、バキューム粉などの歯科技巧工程で生まれる金属スクラップです。

1.歯科金属の検品・計測
まず検品・計測を行います。種類別に分けてそれぞれを計測するなどします。

2.歯科金属の精錬・精製
その後、貴金属の精錬・精製を行って分析工程経てから査定を行う必要のある歯科金属や歯科スクラップ金属などは精錬・精製の工程を踏みます。
シカキンでは、自社工場を抱えているため、前処理としての焼成・溶解、分析、精錬・精製までの工程を自社工場で行うことができます。精製においては、科学処理を行います。金属の中から貴金属の純度を高めていく工程です。

3.分析・査定
精錬・精製された貴金属いついて、分析をしてどのくらいの買取価格になるのかを査定します。

4.価格提示（見積もり）
査定後に買取の見積もりをご提示します。査定の見積もり結果はもちろん、回収率、回収重量などが明記された「分析査定報告書」を作成してご提示いたします。

歯科金属の価格の決まり方

歯科金属の価格はどのように決まるのか疑問に思っていませんか？　基本を押さえておきましょう。

●地金の当日の相場が基になる
毎朝、発表される、地金のレートを基に、買取価格の単価が決まります。

●単価は独自に設定
そして、その地金相場をもとに、単価を設定します。

●手数料が発生する場合も
金属によって、また、グラム数に応じて、手数料が発生することがあります。手数料がかかる場合、事前にお伝えしますのでご安心ください。

まとめ

もし歯科金属を抱えており、買取を希望されている場合には、ぜひシカキンにご相談ください。シカキンでは、自社工場を持ち、精製・分析・査定まで一貫してスピーディーに行うことが可能です。どのような形状、グラム数であっても、お気軽にご相談ください。