歯の被せ物や詰め物などの中でも、メタルボンド冠（メタボン）は、内部に金やプラチナなどの貴金属が含まれている買取可能な歯科金属系スクラップの一つです。メタルボンド冠（メタボン）の売却をお考えの場合、「このメタルボンド冠は買取してもらえるのか？」などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこで今回は、メタルボンド冠（メタボン）の基本的な知識を交えながらメタルボンド冠（メタボン）の買取について解説していきます。

メタルボンド冠（メタボン）とは？

メタルボンド冠（メタボン）とは、歯の被せ物、クラウンの一種です。セラミッククラウンやジルコニアクラウン、硬質レジン前装冠と同じように、歯の治療後に被せて使用されます。

メタルボンド冠（メタボン）は、外からの見た目はセラミッククラウンとほぼ同様の色をしていますが、その内側は金属になっています。メタルボンド冠（メタボン）の構造は、金属フレームにセラミックが焼き付けられている形であるためです。

フレームに金属を使用することで、セラミックだけを使用しているクラウンと比べ、強度に優れています。そのため、前歯はもちろん、強度を要する奥歯や複数の歯のブリッジ、インプラントにも使用されています。

メタルボンド冠（メタボン）は買取できる？

メタルボンド冠（メタボン）は、金属フレーム部分の金属が、貴金属のものと卑金属のものとに分かれます。

貴金属のものは、金やプラチナなどが含まれており、卑金属のものは、ニッケルなどが含まれています。

メタルボンド冠（メタボン）をはじめ、金や銀、プラチナ、パラジウムなどの貴金属が含まれている歯科金属系スクラップは、買取が可能な場合があります。メタルボンド冠（メタボン）も種類によっては買取対象となり得ます。

しかし、メタルボンド冠（メタボン）と一口に言っても使用されている金属の種類や、含まれている貴金属の量もさまざまです。お手持ちのメタルボンド冠（メタボン）にどのくらいの価値があるのか、ということは精製・分析して初めてわかります。

実際、メタルボンド冠（メタボン）の買取査定の際には、精製・分析を行い、貴金属の量を測定します。

一部欠けているなど、メタルボンド冠（メタボン）として使用できない状態でも精製・分析および買取は可能です。貴金属の有無や量による価値で査定するためです。

歯科金属スクラップの最終的な買取価格は「買取単価×貴金属の精製回収率（回収量）」で決まってきます。そのため、貴金属の回収率が高ければ高いほど、高値で買取が可能になります。

メタルボンド冠（メタボン）の買取価格相場

メタルボンド冠（メタボン）は、先述の通り、一つ一つ含有されている貴金属量に違いがあるため、全て一旦お預りの上で精製分析を行い、後日含有されている貴金属を回収の上で御精算となります。

貴金属含有量にもよりますが、貴金属が高品位で含有されている場合は、例えば、1kgのメタルボンド冠（メタボン）等をお預りして、1,000,000円で買取したケースも決して珍しくなく、まずはお客様お手持ちのメタルボンド冠（メタボン）があれば、お気軽にお問合せを頂ければと思います。

シカキンでは、最新鋭の精錬設備・分析機器を用いて高い貴金属回収率を実現しています。売却をご検討の方はぜひご参考ください。

まとめ

シカキンを運営している株式会社エスアールシーは、一般社団法人日本金地金流通協会の正規登録店ですので、安心してお取引いただけます。
歯科医院様をはじめ、歯科技工所様や個人様など、歯科用金属系スクラップを今より少しでも高く売却したいとお考えであれば、ぜひシカキンにお気軽にお問い合わせください。